青いけし動画
2006年にはじめて現地で見た青いけしの動画を見つけました。
YOUtubeにアップロードしてみました。
少し画質が悪くなってしまいましたが、周りの景色も少しわかると思います。

2006年にはじめて現地で見た青いけしの動画を見つけました。
YOUtubeにアップロードしてみました。
少し画質が悪くなってしまいましたが、周りの景色も少しわかると思います。
Saussurea sp.
撮影 2006年7月13日 三道班
河原の荒地に広がる高密度花畑。
ホリドゥラやオヤマノエンドウ、白いシオガマなどに目を奪われてしまう場所です。
漢方薬でいうところの雪蓮は見てみたい花だったんだけど、2006年は一番標高の高いこの地域で同行者の高山病がひどくなりかけてきたので急ぎ足。
かろうじて渡河の際に車のスペアタイヤが外れて、少しの間下車。青けしとオヤマノエンドウやペディクラリスなど様々な花の咲き乱れる花畑だったのですが、興奮と急がなくてはとの思いで小さな花や地味な花はかなり見逃してしまいました・・・。
先日、大判(A3)の印刷をしたときに気がつきました。この地域で撮った写真には帰ってから、もっとちゃんと撮ればよかったと思う花がたくさんありました・・・。このときに1200万画素デジカメだったら、トリミングしてももっと鮮明な画像が撮れたのに・・・。
今年はここでゆっくりの予定が、増水で渡河できず・・・。
これは本当に雪蓮なのか?
次こそは、この花の正体を掴んできます。
撮影 2006年7月13日 沁馬雪山峠
Saussurea sp.
最初、ナス科で紹介している【 馬尿泡 】に似ていると思ったのですが、馬尿泡は壺状ですが、こちらは1枚1枚が花を包む苞葉となっています。中身をちゃんと確認すればよかったんだけど、開いて見ませんでした。たぶん、ボンボリトウヒレンに近い仲間だと思います。
エントリーを投稿してから新しい画像を見つけました。塔が立っている株が写っているのがありました。
青いけしのホリドゥラの撮影に夢中で傍にあることに気がつきませんでした。
きちんと塔が立ってますのでボンボリトウヒレンの仲間と思われます。
でも、もっとちゃんと観察してればよかった・・・。
Przewalskia tangutica
下の写真には花の終わったあとらしき殻が写ってますが、たぶん近くに転がっていたのでこの花の昨年の殻だと思います。まるでホオズキのような繊維質の殻です。
なんとかネットで名前を調べることができました。
「ナス科だよ」・「漢方薬だよ」っては聞いていたし、いろんなサイトで写真は見るけどナス科としか書いていないのがほとんどでした。
種名については【 みんなでつくる世界の山と高山植物のアルバム 】さんで調べました。
当サイトからリンクを貼っている【 ヒマラヤの青いけしBluepoppyの旅 】さんでも画像つきで紹介されています。こちらでは現地名の”馬尿草”と紹介されています。
また、【 アルラチベット医学センター 】ホームページでは”馬尿泡”と紹介されています。こちらでも種名【プルゼワルスキア・タングティカPrzewalskia tangutica 】の記載があります。
Arenaria sp.
撮影 2006年7月13日 沁馬雪山峠
【 ユキノシタ科? 】で紹介していた白い花のほうは、ナデシコ科でした。訂正いたします。
とても似ていたのと近くに生えていたので勘違いしてましたが、「ヒマラヤ植物大図鑑」p651に同じ花がありました。おそらくアレナリア・ロボロウスキー(Arenaria roborowskii)と思われます。
今年(2007年)も花をたくさん見ることができました。
半球体のクッション状に密集して咲くのでとても見ごたえのある綺麗な花です。
撮影 2007年7月5日 果洛州 (王馬)多 黒河周辺
Incarvillea
青海チベット 2004 2006 2007
青海チベット 果洛州 班(王馬) ペマ 大渡河
2004年6月8日
青海チベット 果洛州 尼照(王馬)峠 六道班
2006年7月13日
インカルヴィレア
Incarvillea
まとめて3年分のインカルヴィレアです。
とっても派手な目立つ花です。
チベットや中国の女性はショッキングピンクの服を着ている人が多いが、この花の色も同じような派手なピンク。
現地では6月~7月中旬までが花期のようです。
株の大きさや姿は標高によって変わりますが、花そのものの色や形は同じでした。
日本でも園芸品種として流通しています。
うちの庭にも植えてます。画像は続きをどうぞ。
Ligularia virgaurea
リグラリア・ヴィルガウレア
左 2006年7月14日 大武近郊
右 2007年7月 6日 大武近郊
やや湿った草地や河川敷の草地に見かける。
【 Ligularia lankongensis リグラリア・ランコンゲンシス 】
によく似ているが、リグラリア・ランコンゲンシスは茎に葉が付くが、リグラリア・ヴィルガウレアは根生葉が特徴で花も大きい。
学研の世界のワイルドフラワーから判断しました。
Ligularia lankongensis
リグラリア・ランコンゲンシス
左 2006年7月14日 大武近郊
右 2007年7月 6日 達日近郊
【 Ligularia virgaurea リグラリア・ヴィルガウレア 】
よりたくさん見かけた。
標高が高いと似たような花はみんな同じに見えてしまって、帰ってから写真を整理すると別々の花だということが判ったり・・・。
学研の世界のワイルドフラワーから判断しました。
青海チベット 2006・2007
Cremanthodium ellisii
![]()
2006
2007
2006年、2007年とも【 沁馬雪山 】峠にて撮影。撮影日は2006年7月12日・2007年7月6日。
昨年(2006年)はわかりませんでしたが、たぶん、『クレマントディウム・エリシー』。
ただし、【 ヒマラヤ植物大図鑑 】には頭花を3つつけるものが多いと書かれていますが、通常1茎1花なので違うかもしれません。
リグラリア・ヴィルガウレアに似ていますが、葉がギザギザで光沢と毛と厚みがあるのが特徴。
花ももう少し形がハッキリしていて、ひじょうに可愛らしい。岩手山や八幡平でもよく見かけるウサギギクにもにている。
わかる方は、ぜひコメントをお願いいたします!!
2006青海チベット
サクラソウ科 Androsace
日本ではごく一部の山にしか産しないトチナイソウの仲間。
チベットに限らず大陸にはこの仲間が沢山、しかも大きな群落をつくって咲く姿も見られる。
この仲間の多くは同じ茎につける花なのに中央部がピンク、オレンジ、黄色などとバリエーションがあるものが多い。標高が高い場所や苛酷な環境化に咲く株は密生し茎が短いものが多い。ほとんど茎がなく地面から直接花が咲いているように見えるものもある。
![]()
撮影:2006年7月12日-13日
青海チベット 温泉-花石峡-大武鎮のいたるところ。
トチナイソウは岩手県早池峰山にも見られるが数は少ない。
モンゴルでは草原に咲く。
2006青海チベット
ペディクラリス(ゴマノハグサ科シオガマ)の仲間
Pedicularis
先にもちょっと変わったシオガマギクの仲間を紹介しましたが、チベットには様々なシオガマギクの仲間が咲いています。もちろん、標高や環境の違いによっても変化するのでしょうが、日本に咲いているものとよく似ていたり、違っていたり。正確な種類はわかりませんが、見ていると飽きない花の一つです。
![]()
![]()
標高4,800メートル付近の河原の荒地に様々な種類の花と一緒に埋め尽くすように咲いています。
日本のネムロシオガマによく似た花です。
左:標高4800メートル付近。
中央:標高3700メートル付近。
右:標高3200メートル付近。
撮影:2006年7月15日 拉加鎮-貴徳間
黄色のペディクラリスは標高3400メートル付近の比較的乾燥した岩礫地帯に咲いていたが、窪地だったのでもしかしたら、雨季には湿り気があるのかもしれない。ピンクのペディクラリス【 ペディクラリス・プルゼワルスキー・アウストラリス 】に比べて花丈が高く、葉も発達している。
おそらく、ペディクラリス・コルニゲラ(Pedicularis cornigera)かそれに近い仲間と思われるが、ペディクラリス・コルニゲラの分布は『ヒマラヤ植物大図鑑』ではネパール東部とある。
今回、僕が注意して探していた花の一つがコリダリスの仲間。チベット周辺には数多くのコリダリスの仲間が見られ、前回訪れた時にも真っ青なコリダリスが咲いていました。
今回、時期が少し遅かったせいか、標高の低い場所のコリダリスはすっかり終わってしまっていたが、標高5000メートル付近でコリダリスの仲間と思われる花を見つけることができた。この標高になってくると、撮影する自身も酸素不足からか思考能力が落ちて種類の判別のための観察も疎かになってきて、帰ってから画像を見ながら判別という状態。下の画像はコリダリスの仲間と思うのだけど、種類などわからないので、ご存知の方はコメントをお願いします。
![]()
![]()
青けしに次いで魅了された花です。
前回の【2004年輪生する葉を持つコリダリス】も驚きでしたが、この花の色合いにすっかり虜です。
今年も見られることを期待している花の一つです。
今回の青海チベットでホリドゥラを目撃できたのは4箇所。最初の目撃箇所は峠の下りで青けしと同じ色の青空に恵まれました。峠は4500メートルを越える高さで、青けし以外にも数多くの花々で埋め尽くされていました。
次の青けし目撃箇所は、標高4500メートルのなだらかで雄大な谷のような地形で黄色い花畑の中にポツポツとちりばめてあるように咲いていました。再び、標高4700メートル強の峠に、そして今回最も青けし密度の濃かった標高4700メートル~5000メートルの高原~峠に至る地域。
どこの青けしも色が個々に違い、濃い青からスカイブルー、紫など美しい花を見せてくれていました。。
青けしは1番花がやや終わりかけのものもあったが、ほとんどがちょうど見頃で、周辺の花々もちょうど満開で天上の楽園を思わせる花畑でした。
途中の浅い川を渡河する際には、向こう岸の花畑が特にすばらしかったわけですが、高山病の症状がでていた人にとっては、三途の川の向こう岸の花畑に思えたかもしれません。
![]()